先日、約1年弱ぶりのお客さ様がいらっしゃいました。
1年前は、左肩が挙がらないという症状で、ある筋肉の状態を変化させただけで、初日に7割回復し、残り3割は身体全体のバランスを整える中で治癒に導きました。
今回は、左右の肩の痛みです。最近多い症状です。
筋トレブームなんでしょうか。男性が上半身、大胸筋のトレーニングに励まれている方が、筋肉を痛めすぎて、痛みや可動制限の症状が表れます。
話を聞いて、痛みの個所を指し示していただいただけで、原因が分かりました。
それ以外は、1年前にメンテナンス方法などもお伝えしたので、ほぼ異常は無く、左右の原因個所を軽く指先で圧迫するだけです。
軽く圧迫ですが、かなり痛いです。
男性でうなり声を出す方もいらっしゃいます。
その後電気で治療をして、お客様は「すごい楽になった。不思議だねー。」とお帰りになりました。
肩の治療をしているときに、腰の不調個所も確認したので、併せて治療をしました。前屈の範囲が大きく改善しました。
電気による治療ですが、多くの接骨院、整骨院、整形外科では、パート・アルバイトの方が、一番最初に、痛いところにほぼ適当に電気の端子を付けて通電をすると思います。
解剖学を理解せず、損傷の度合い・筋肉の状態を勿論触診・把握することなくです。
対象とする筋肉、関節を特定しないで、更に緊張した筋肉に電気を流しても殆ど効果はないというのが、私の臨床上の結論です。
電気治療は何でも対応できるほど万能ではないのです。
しかし骨格を矯正等で整え、筋肉をある程度手技で弛緩させ、身体と筋肉の緊張を落ち着かせてから電気による治療を行うと、見事に筋繊維全体を深部まで弛緩させ、状態を改善に向かわせることができます。
私が手技をずっとやると疲労しますが、電気は疲労しません。
更に、電気治療の端子は12組あります。
弊院では、それらをフルに活用しますので、普通の3倍の治療密度ともいえます。
手技だけでは対応できないことを、技術進歩の成果を活用して、治療に活かしています。医療機器による治療は国家資格を保有していないと厚生労働省から認められません。
国家資格があり、適切に治療し、医療機器をより有効に扱えるというのも、選択の一つの基準と言えると思います
また多くの症状に弊院設置の電位治療器ヘルストロンは有効です。
是非、一度お試しください。
院長